12月16日に行われる衆議院議員選挙とともに、最高裁判所裁判官の国民審査が行われます。
国民審査では、最高裁の裁判官を罷免する(やめさせる)かどうかを国民それぞれが判断し、罷免したい裁判官に“×”をつけて投票します。
国民審査は、個々の裁判官につき10年に1回しか行われないので、現状では、私たちが各裁判官について罷免すべきか否かを判断できるのは、事実上在任中1回だけです。この機会を有効に使いたいところですが、判断材料はあまり多くありません。
そこで、JCLUの会員有志が、今回国民審査の対象となる10名の最高裁判事たちが関わった判例を分析・評価してみました。皆さんも、投票所へ足を運ぶ前に最高裁判事の仕事を見直してみてはいかがでしょうか。
なお、個々の判例に関するコメントは、各コメント末尾に氏名が記載された当協会会員個人の意見であり、JCLUの統一的な見解ではないことをご承知おきください。