10年前、JCLUでは、当時台頭した改憲の潮流を憂いて、「憲法の現在」をテーマに連続研究会を開催しました。
それから10年。今、「憲法」は市民からさらに遠いものになっていないでしょうか。
この様な雰囲気の中、憲法の番人・少数者の人権擁護の砦たるべき最高裁への期待は色褪せてしまったようですが、変化の兆しを指摘する声もあり、また、下級審では興味深い判断も見られるようになっています。
そこで、JCLUは現在の判例法理を分析し、将来の類似テーマに応用可能な理論を検討するため、憲法判例研究会を立ち上げることとしました。
この研究会が、今後の憲法判例を変えていくためのスプリングボードとなるよう、会員相互の活発な議論が交わされる場となれば幸いです。参加を希望される方は、JCLU事務局へご連絡ください。
※憲法判例研究会はJCLU会員向けの企画です。