連続セミナー第8弾は、“ 外国ルーツの子どもたち ”について考えます。

ヒトの人格形成や尊厳の確立のため教育を受ける権利の保障は不可欠のものですが、特に外国ルーツの子どもたちには行き届いた配慮が必要です。日本語教育や日本の文化・生活習慣への理解ばかりでなく、母語や母文化についての学習機会の保障も欠かせません。他方、不就学やイジメの問題、高校進学率の低さなども課題となっています。さらに、在留資格「家族滞在」から就職する際や奨学金からの除外などの高いハードルも大きな問題となっています。

今回は、都立高校の教員として外国ルーツの子どもたちの問題に長年取り組んできた角田仁さんに、現場で起こっている様々な実態を踏まえて、どうしたら課題の克服へ向かえるのか語っていただきます。

皆さまのご参加をお待ちしています。

チラシを見る(PDF)

概要

  • 日時:2017年8月22日(火)18:30〜20:30( 18:15受付開始 )
  • 場所:中央大学駿河台記念館570教室( 千代田区神田駿河台3-11-5 )
  • 講師: 角田 仁さん(都立高校教員、多文化共生教育研究会(MCE)事務局長、日本語を母語としない親子のための多言語高校進学ガイダンス東京・実行委員長 )

※事前申込不要・参加費無料

アクセス

中央大学駿河台記念館へのアクセスは下記のURLからご確認ください。(中央大学HPより)

http://www.chuo-u.ac.jp/access/surugadai/

[JR] 御茶ノ水駅(聖橋口)徒歩3分

[地下鉄・丸の内線] 御茶ノ水駅 徒歩6分

「外国人問題・連続セミナー」とは

ニューカマーと言われる外国人が日本に多く訪れる契機となったプラザ合意から30年以上、いま238万人もの外国人が在留しています。一言で「外国人」と言っても、国籍が多様であるばかりでなく、その在留状況にも大きな違いが見られます。

このセミナーでは、様々な側面を持つ外国人問題について、各分野の代表的な論客を招き、日本における外国人の全体像を、分かりやすく、かつ奥深く学べる機会を提供したいと考えています。

今後も、日系人労働者、外国人医療等について、ほぼ隔月ペースでセミナーを開催していきたいと思っています。