2012年
2012年12月の衆議院議員選挙とともに、最高裁判所裁判官の国民審査が行われます。国民審査では、最高裁の裁判官を罷免する(やめさせる)かどうかを、国民が投票します。国民審査は、個々の裁判官につき、10年に1回しか行われず、現状では、事実上、在任中1回しかありません。
国民審査の判断材料の1つとして、それぞれの裁判官がどのような判断をしてきたのか、判例ごとに分析をしたものを掲載します。なお、個々の判例に関するコメントの文責は、各コメント末尾に氏名を記載した当協会会員個人にあることを付言します。
罷免するか否かをどのような具体的な基準で決めるべきかは、個々の国民の判断となるでしょうが、例えば、ある特定の判例につき、「この判断はおかしいので、それだけで罷免に値する」と考えられれば、その裁判官に×をつけるということになるでしょう。
審査対象裁判官(カッコ内は、出身。なお、以下、敬称略)
- 須藤 正彦(弁護士)
- 千葉 勝美(裁判官)
- 横田 尤孝(検察官)
- 白木 勇 (裁判官)
- 岡部喜代子(裁判官、学者)
- 大谷 剛彦(裁判官)
- 寺田 逸郎(裁判官)
- 大橋 正春(弁護士)
- 山浦 善樹(弁護士)
- 小貫 芳信(検察官)
個々の最高裁判決において、判決に関与した審査対象裁判官を記載しています。なお、以下における各「内容」欄に、審査対象裁判官の名前のみを記載していますが、それ以外の裁判官も関与しています。
- 議員定数不均衡
- 裁判員裁判
- 日の丸君が代
- 政教分離
- 死刑
- 公務員の政治活動の自由
- 情報公開
- 橋下弁護士の懲戒請求呼び掛け