厚生労働省は、サリドマイドの中央一元管理による安全管理手順を緩和し、形骸化しようとしています。
しかし、サリドマイドの悲惨な薬害を防止する観点から、その安全管理には、最善の方策が尽くされるべきであり、薬害の再発防止のため、厳格な中央一元管理体制を維持するよう求める意見書を提出しました。
【問題の背景事情】
サリドマイドは、妊娠初期の女性が服用すると、極めて重篤な先天障害をもたらす催奇形性のある薬です。
JCLUは、被害者の依頼を受けて、弁護団を編成し、今から約40 年前の1974年に和解により裁判が終了し、サリドマイドの製造販売承認が取り消されたという歴史があります。
このような問題の背景を説明した文書を用意しましたので、あわせてご覧ください。
背景事情説明文はこちら