連続セミナー第九弾は、受入れから27年になる「日系人」について考えます。

働く日系人労働者(丹野清人氏提供)

日系人の受入れは、バブル経済の真っ最中であった1990年に始まりました。しかし、日本政府は日系人を労働力として活用する一方、彼ら・彼女らが日本社会の中でどのように生きていくかについてあまり関心を示しませんでした。そうした中、彼ら・彼女らが生活する現場を抱える自治体が、様々な対応を迫られました。2008年秋のリーマンショック以降は、政府も帰国促進策や定住対策を始めましたが、必ずしも成果を上げていません。

今回は、日系人問題について長期にわたり研究してきた首都大学東京の丹野教授をお呼びして、日系人の歴史と現状、またそこから日本が何を学び、今後に生かしていくべきか、という観点でお話しいただきます。

皆さまのご参加をお待ちしています。

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概要

  • 日時:12月7日(木)18:30〜20:30(18:15受付開始)
  • 場所:中央大学駿河台記念館570教室 (千代田区神田駿河台3−11−5)
  • 講師: 丹野 清人氏( 首都大学東京教授 )

※事前申込不要・参加費無料

【講師のプロフィール】
一橋大学大学院博士課程単位取得退学、日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、東京都立大学人文学部教員。東京都立大学の首都大学東京への改組転換にともなって現職。共著として2005『顔の見えない定住化』名古屋大学出版会、単著として2007『越境する雇用システムと外国人労働者』東京大学出版会、2013『国籍の境界を考える』吉田書店等がある。

アクセス

中央大学駿河台記念館へのアクセスは下記のURLからご確認ください。(中央大学HPより)

http://www.chuo-u.ac.jp/access/surugadai/

[JR] 御茶ノ水駅(聖橋口)徒歩3分

[地下鉄・丸の内線] 御茶ノ水駅 徒歩6分