<外国人問題・連続セミナー>

ニューカマーといわれる外国人が日本に多く訪れる契機となったプラザ合意から30年、現在、217万人もの外国人が在留しています。

一言で「外国人」と言っても、国籍が多様であるばかりでなく、その在留状況にも大きな違いがみられます。

この連続セミナーでは、さまざまな側面を持つ外国人問題について、各分野の代表的な論客を招き、日本における外国人の全体像を、分かりやすく、かつ奥深く学べる機会を提供したいと考えています。

今後は、「難民」「家事労働者」「技能実習生」等について、隔月ペースでセミナーを開催していきたいと思っています。

概要

  • 日時 7月19日(火)18:30〜20:30 (18:15受付開始)
  • 会場 中央大学駿河台記念館570教室
  • 講師 石川えり 氏( 認定NPO法人 難民支援協会 代表理事 )

※事前申込不要・参加費無料

開催にあたって

連続セミナー第3弾は、世界的な課題となってきている難民問題について考えます。

いま、中東地域やアフリカからの難民の流れは、難民を最も受け入れているトルコやヨルダン、レバノンといった周辺国へ大きなインパクトを与えていますし、次いでこれまで多くの難民や移民を受け入れてきた欧州諸国にも大きな衝撃を与え、排外的な言論も現れています。他方、日本は、長らく難民への門戸をほとんど開かない状況であり、そうした姿勢には疑問が投げかけられてきました。

今回は、難民や難民申請者から多くの相談を受け、その一人ひとりに支援を行ってきている難民支援協会の代表理事である石川えりさんから、現場感覚を踏まえた難民問題の捉え方を伺うとともに、日本の難民政策の課題について鋭く切り込んでいただきます。

皆さまのご参加をお待ちしています。

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