外国人は、公立学校の教員となることはできますが、1991年の文部省の通知により、教諭ではなく「任用の期限を付さない常勤講師」として任用されるべきこととされています。長年勤務しても管理職に昇進することはできず、教務主任や学年主任に就くこともできません。

外国籍(ルーツ)教員研究会代表の中島智子氏に、最新の研究成果を踏まえた基調講演をしていただきます。また現役外国籍教員である李智子氏を迎え、現状の問題点と、今後どのように取組むべきかをともに考えます。

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概要

  • 日時: 2019年1月19日(土)14:00~16:30(受付開始13:30)
  • 場所:中央大学駿河台記念館320号室(千代田区神田駿河台3−11−5)
  • 参加費:500円(事前申込不要、学生無料)
  • 主催:公益社団法人自由人権協会(JCLU)

【セミナー紹介】
JCLU編「外国人はなぜ消防士になれないか― 公的な国籍差別の撤廃に向けて」(田畑ブックレット)で取り上げたさまざまな公的国籍差別を 個別に検証する連続企画の第一弾です。

プログラム

1.基調講演 「歴史的経緯と自治体の現状」
中島智子氏(プール学院大学元教員)

中島智子 氏

2.報告 「学校現場の状況と国連への働きかけから」
李智子(リ・チジャ)氏 (横浜市立高校教員)

3.パネルディスカッション
中島氏・李氏・藤本美枝 (弁護士、JCLU外国人の権利小委員会)
コーディネイター:姜文江 (弁護士、JCLU外国人の権利小委員会)

アクセス

中央大学駿河台記念館へのアクセスは下記のURLからご確認ください。(中央大学HPより)

http://www.chuo-u.ac.jp/access/surugadai/

[JR] 御茶ノ水駅(聖橋口)徒歩3分

[地下鉄・丸の内線] 御茶ノ水駅 徒歩6分