連続セミナー最終回となる第10回は、さまざまな問題を抱える「外国人医療」について考えます。

1980年代後半以降の外国人医療には、非正規滞在者への医療提供や保険制度のあり方、外国人コミュニティと連携した健康相談、AIDSや結核対策などさまざまな課題と取組みがありました。また、現在も、医療通訳制度や技能実習生の問題を含め、外国人医療の問題状況は続いています。

今回は、長年にわたり外国人医療の現場に携わり、医療通訳や相談体制の普及に取り組んでこられた沢田貴志医師をお呼びして、外国人医療の変遷を辿りながら、現在の課題とともに今後に向けた提案もしていただければと思っています。

皆さまのご参加をお待ちしています。

チラシを見る(PDF)

概要

  • 日時:2月21日(水)18:30〜20:30(18:15受付開始)
  • 場所:中央大学駿河台記念館570教室(千代田区神田駿河台3−11−5)
  • 講師:沢田貴志氏( 港町診療所所長、シェア=国際保健協力市民の会副代表 )

※事前申込不要・参加費無料

【講師のプロフィール】
1986年、千葉大学医学部卒業。東京厚生年金病院勤務後、1991 年より港町診療所に勤務し多数の外国人の診療も行う。NPO で外国人の無料健康相談、自治体と連携した医療通訳制度の構築などに関与。現在、東京大学大学院など4大学で非常勤講師。

2000年に第8回People With AIDS賞を受賞し、2009年にはタイ国王よりディレクナポン勲章を受章。

アクセス

中央大学駿河台記念館へのアクセスは下記のURLからご確認ください。(中央大学HPより)

http://www.chuo-u.ac.jp/access/surugadai/

[JR] 御茶ノ水駅(聖橋口)徒歩3分

[地下鉄・丸の内線] 御茶ノ水駅 徒歩6分