連続セミナー第6弾は、すでに多くが定住する移住女性の問題について考えます。

ニューカマーと言われる外国人が日本に来るようになってすでに30年を超える年月が過ぎています。中でも、移住女性は様々な形で日本社会との関わりをもってきました。

1980年代からエンターテイナーとして来日する外国人女性が増加し、いずれ国際結婚も多くなり、定住化傾向も強まりました。他方、DV被害者となったり、シングルマザーとなるなどの問題も生まれ、近年でも人身取引の被害者となるケースが少なくありません。また、高齢化が進む日本社会を支える家事・介護労働者としても注目されつつあります。

こうした移住女性の問題に、カラカサン等の活動をつうじて長年実践的に取り組むとともに政策面での対応も行い、現在、移住連の事務局長を担っている山岸素子さんに、現場での実践から見える多様な移住女性の歴史と現在を語っていただきます。

皆さまのご参加をお待ちしています。

チラシを見る(PDF)

概要

  • 日 時:2月20日(月)18:30〜20:30(18:15受付開始)
  • 場 所:中央大学駿河台記念館570教室(千代田区神田駿河台3−11−5)
  • 講 師:山岸 素子 さん(カラカサン〜移住女性のためのエンパワメントセンター・共同代表、特定非営利活動法人  移住者と連帯する全国ネットワーク・事務局長)

※参加費:無料

※事前申込み不要

アクセス

中央大学駿河台記念館へのアクセスは下記のURLからご確認ください。(中央大学HPより)

http://www.chuo-u.ac.jp/access/surugadai/

[JR] 御茶ノ水駅(聖橋口)徒歩3分

[地下鉄・丸の内線] 御茶ノ水駅 徒歩6分

「外国人問題・連続セミナー」とは

ニューカマーといわれる外国人が日本に多く訪れる契機となったプラザ合意から30年以上、いま223万人もの外国人が在留しています。一言で「外国人」と言っても、国籍が多様であるばかりでなく、その在留状況にも大きな違いがみられます。

この連続セミナーでは、さまざまな側面を持つ外国人問題について、各分野の代表的な論客を招き、日本における外国人の全体像を、分かりやすく、かつ奥深く学べる機会を提供したいと考えています。

今後も、技能実習生、日系人、多文化共生教育、外国人医療等について、ほぼ隔月ペースでセミナーを開催していきたいと思っています。