連続セミナー第5弾は、日本近代史を背景とする在日コリアンについて考えます。

法務省の統計によれば、在日する韓国・朝鮮人は49万人以上に上り、また日本の植民地支配に由来する特別永住者はほぼ35万人。このほか、日本に帰化したコリアンも36万人に及びます。

在日コリアンは、歴史的な動きの中で多くの困難を乗り越えてきましたが、今日でも朝鮮半島の分断が続き、ヘイトスピーチの対象となるなど、まだまだ厳しい状況に置かれています。

そこで今回は、自らも在日3世であり、在日コリアンをはじめ様々な外国人問題に取り組んできているコリアNGOセンターの金朋央さんに、幅広い視野から在日コリアンの現状を伝えていただきます。

皆さまのご参加をお待ちしています。

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概要

  • 日 時:11月29日(火)18:30〜20:30 ( 18:15受付開始 )
  • 場 所:中央大学駿河台記念館570教室 ( 千代田区神田駿河台3−11−5 )
  • 講 師:金 朋 央(キムブンアン)さん( 特定非営利活動法人 コリアNGOセンター 東京事務局長 )

※参加費無料・申込不要

「外国人問題・連続セミナー」とは

ニューカマーといわれる外国人が日本に多く訪れる契機となったプラザ合意から30年、現在、223万人もの外国人が在留しています。一言で「外国人」と言っても、国籍が多様であるばかりでなく、その在留状況にも大きな違いがみられます。

この連続セミナーでは、さまざまな側面を持つ外国人問題について、各分野の代表的な論客を招き、日本における外国人の全体像を、分かりやすく、かつ奥深く学べる機会を提供したいと考えています。

今後も、移住女性、技能実習生、日系人、多文化共生教育、外国人医療等について、ほぼ隔月ペースでセミナーを開催していきたいと思っています。