安全保障法案の国会審議は大詰めを迎えています。

集団的自衛権の行使容認を柱とするこの法案は、憲法に違反するうえ、立法事実も認められないことが、これまでの国会審議を通じていっそう明らかになってきました。政府与党は、多数の市民や専門家の反対を押し切ってこの法案を無理矢理通そうとしています。

しかし、理論的な正当性も、法律を制定する必要性も認められない法案を、民意を無視して通すことは、民主主義社会にあって到底容認できるものではありません。

当協会は、あらためてこの法案の廃案を求めます。

あらためて安保保障法案の廃案を求める声明