天皇の生前退位があと半年と迫ってきました。代替わりの儀式への公費支出については、皇室内からも苦言が呈されています。一方で、天皇を元首として位置づけ、より神格化を期待する声もあります。教科書には神話の時代も含めて天皇の正統性を謳うものもあります。皇室のアイドル化も進み、週刊誌やテレビではその動向が途切れなく流れ続け、その意味で市民との距離は近くなっているともいえるでしょう。

この天皇・皇室制度と「国体」は切っても切れません。まさに、国のかたち、あるいは国家の基盤に何を据えるかが問われているからです。こうした問題にチャレンジし続け、日本会議と国体、そして天皇生前退位を結びつけ、「時代の正体」を探り続けるジャーナリストに、日本人あるいは日本社会の底辺に流れるものを読み説いていただきます。「国体」なるものを、一緒に考えてみたいと思います。

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概要

  • 日時:2019年1月17日(木)18:30~20:30(受付開始18:00)
  • 場所:専修大学神田キャンパス7号館3階731教室(千代田区神田神保町3-8)
  • 講師:田崎基さん(神奈川新聞記者)
  • 資料代:500円(事前申込不要、学生・専大教職員は無料)
  • 主催:公益社団法人自由人権協会(JCLU)
  • 共催:専修大学文学部ジャーナリズム学科(2019年4月開設予定)

アクセス

専修大学神田キャンパスへのアクセスは下記のURLからご確認ください。(専修大学HPより)

http://www.senshu-u.ac.jp/univguide/profile/campus.html
  • 水道橋駅(JR)西口より徒歩7分
  • 九段下駅(地下鉄/東西線, 都営新宿線,半蔵門線)出口5より徒歩3分
  • 神保町駅(地下鉄/都営三田線, 都営新宿線,半蔵門線)出口A2より徒歩3分