虐待、いじめ、貧困、児童買春などの性的被害など、子どもに対する人権侵害は多数生じており、子どもの命が失われる痛ましい事件も後を絶ちません。今年は「子どもの権利条約」の採択から30年、日本の批准から25年であることから今年の総会記念講演では、「子どもの人権」をテーマとし、児童虐待の最前線で活動する児童相談所を通じて、虐待を始めとする子どもの人権の状況と子どもを守るために奮闘する児童相談所の児童福祉司ら関係者、関係機関の活動について、朝日新聞編集委員の大久保真紀氏のお話しを伺います。
大久保氏は、児童相談所のワーカーに密着して朝日新聞デジタルに連載し、その内容をまとめた「ルポ 児童相談所」(朝日新聞出版 2018年)を執筆されています。未来を担う子どもの人権の現状と、これを護るための関係者、関係機関の活動について知る機会となりますので、是非ご参加下さい。

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概要

・日時:2019年6月1日(土)14:30~17:00(受付開始14:15)
・場所:中央大学駿河台510号室(東京都千代田区神田駿河台3丁目11−5)
・資料代:500円(事前申込不要)
・講師:大久保 真紀 氏(朝日新聞編集委員)

【大久保真紀氏プロフィール】
朝日新聞編集委員。1987年、朝日新聞入社。
著書に『買われる子どもたち』(明石書店)『こどもの権利を買わないで―プンとミーチャのものがたり』(自由国民社)『あぁ わが祖国よ―国を訴えた中国残留日本人孤児たち』(八朔社)『児童養護施設の子どもたち』『献身―遺伝病FAP患者と志多田正子たちのたたかい』(ともに高文研)『ルポ 児童相談所』(朝日新聞出版)など。

アクセス

中央大学駿河台記念館へのアクセスは下記のURLからご確認ください(中央大学HPより)
https://www.chuo-u.ac.jp/access/surugadai/
・JR中央・総武線 御茶ノ水駅下車 徒歩約3分
・東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅下車 徒歩約6分
・東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅下車(B1出口) 徒歩約3分